2015年 01月 11日
長崎 |
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by pagekayak
| 2015-01-11 21:25
| カヤック
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2014年 12月 09日
まだまだ自分の技術に自信が無かった頃、冬の間は瀬戸内の海へ通っていました。数ある旅の一つ、1957年に宮本常一が倉橋島周辺を調査した時の資料を手に入れ、その足跡を辿ることをテーマに旅へ出かけました。
広島行きの夜行バスに乗り、まどろみながら朝を迎えると大雪のため高速道路は封鎖されていました。4人掛けのせまいシートに身を縮めながら一日をバスの中で過ごし、フェザーを抱えて広島駅へ着いたのは夜の十一時。ホテルへ泊まるお金はないので公園のベンチで寝袋に包まり、寒さに震えながら朝を待ちました。 始発電車のヒーターにウトウトしながら呉へと向かい、バスへ乗り継いで音戸の瀬戸を渡りました。スタート地点は決めていませんでしたので漕ぎだしやすそうな所を選んでバスの降車ボタンを押しておろしてもらいました。 倉橋島の東側、静かな海を進みました。買ったばかりのデッキコンパスがゆらゆらしているのを見るのが嬉しかったです。 旅の間に二つの廃校を訪ねました。海を旅すると、想像も及ばない太古の昔から変わらない海の景色を見ることも出来るのですが、ほんの少し前に確実に存在したであろう営みに思いを馳せることも出来ます。カヤックは時間軸の旅をすることもできる乗り物なのかなと思っています。 夜遅くまで、フェリーが島々の間を行き来しています。低く唸るエンジンの音を聞きながらそれに乗る通勤、通学の人たちの生活を思いながらお酒を飲むのは瀬戸内の夜の楽しみです。 旅の目的地、造船で栄えた倉橋島の本浦。立ち並ぶ長屋の間を資料からコピーした白黒写真を頼りに手がかりを探すと、実際に宮本常一から聞き取りを受けた人にお会いすることが出来ました。旧家である怒和屋のご主人、かつては倉橋屈指の造船所であり、船大工であった祖先の出自は忽那諸島の一つ怒和島だそうです。若くして宮本常一の薫陶を受けたご主人は、その人柄の良さを涙ぐみながら繰り返し語ってくれました。 この一年程あと、怒和島も訪ねるのですがその話はまたいつか。500円で買ったカメラが原因で、旅の最中撮ったフィルムを現像してみるとすべてピンぼけ。すごくがっかりしたのですが今ではとても気に入っています。 #
by pagekayak
| 2014-12-09 23:56
| カヤック
2014年 11月 25日
週末はヘロンユーザーさんからご依頼を頂いて、三浦へ海旅のトレーニングに出掛けて来ました。 こちらのヘロン、デッキが通常のカーボンではなくスペシャルオーダーのブラック (@グランストリーム)。こんな特別な一艇にテントを積んで旅に出るのはプライスレスな時間になりそうですね。 天気にも恵まれ、充実した一日となりました。 カヤックに乗ればフィールドは尽きません、これからたくさん旅しましょう。 #
by pagekayak
| 2014-11-25 09:15
| カヤック
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